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バリチェロが語る2013年F1

2013年05月07日(火)10:07 am

2013年F1シーズンは間もなくヨーロッパラウンドに突入する。これに先立って、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル・ストックカー選手権ドライバー兼『Globo(グロボ)』解説者)が今季のF1について語った。それによると、やはりレッドブルが頭ひとつ抜けているとのことだ。

確かに4戦が終了し、3人の優勝者が現れる中、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)だけが2勝してドライバーズ選手権をリードしている。チームの優劣を争うコンストラクターズ選手権でもレッドブルがトップに立っている。

かつてフェラーリでドライブしたこともあるバリチェロは、『Totalrace(トータルレース)』にこう話している。「フェラーリはすごく安定しているね。マシンだって速さも安定性もレッドブルに引けをとらない」

「しかし、最強チームはやはりレッドブルだ。すべての点において他チームより一歩進んでいる」

「予選で一発の速さがあるのは、メルセデスAMGのマシンだ。タイヤをうまく使っているよ」

「ロータスはマシンのバランスが素晴らしい。予選では速さに欠けるが、決勝でよくタイヤを保たせている」

「続く第5のチームは、(ロータスのように)タイヤをいたわりながら着実に結果を残しているフォース・インディアだ。彼らも非常にペースがいい」

いつもなら必ず話題に上るマクラーレンだが、バリチェロの口からはマクラーレンの「マ」の字も出なかった。イギリス『Mirror(ミラー)』紙に掲載されたレッドブル代表、クリスチャン・ホーナーのコメントも同様である。ホーナーは以下のように語った。

「フェラーリは強敵だ。ロータスはマシンがいいね。メルセデスAMGも同じだ。特に予選での一発の速さは、他チームを寄せつけないね」

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