ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが、カタルーニャ・サーキットで行われる第5戦F1スペインGP(5月12日決勝)に向けて意気込みを語った。
ニコ・ヒュルケンベルグ
「F1スペインGPが楽しみだよ。今シーズンのヨーロッパでのレースの始まりだからね。バルセロナは、スペインの生活様式を本当に感じることができる素敵な街だ。もちろん、冬にテストも行ったから、カタルーニャ・サーキットもよく知っている。でも、冬のテストのころからすればさまざまなことが変わったし、気候も2月のころとは変わっているから、それは考慮に入れておかないといけない」
「サーキットは多様性に富んでいる。最初の2つの区間は高速かつ長いコーナーのある区間だ。そのため、大きなダウンフォースが必要だし、クルマにもいいバランスが求められる。ところが、3つめの区間はかなり運転技術が求められるんだ」
「このレースのために用意した空力改良パーツによって僕たちのクルマがどれほどこのサーキットに合っているのかを示せると思うよ」
エステバン・グティエレス
「僕が初めてバルセロナでレースをしたのは2008年だった。サーキットのことは知っているし、冬のテストでF1カーでの走行も経験することができている。ヨーロッパでの初めてのレースだから、わくわくするようなものになると思うし、それを楽しみにしているよ」
「このサーキットはかなりきついんだ。特に最後の区間がね。ここでもタイヤをうまく使うことがとても重要になると思う。特に予選では、第3区間でうまく使えるように、最初の2つの区間ではタイヤをいたわる必要がある。最終区間のコーナーやシケインに向かうときに、まだタイヤに十分なグリップ力が残っているようにしなくてはだめなんだ」
「上位のドライバーたちに追いつくために、改良パーツが役に立ってくれるかどうか、様子をみないとね」