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琢磨が優勝のロングビーチ、F1開催に興味なし

2013年04月26日(金)11:39 am

アメリカのモーターレースで有名なロングビーチ市街地コースの責任者は、F1がレースの開催に関心を持っているとの報道を否定した。

カリフォルニアのロングビーチ市街地コースは、アメリカのインディカーシリーズ開催の契約が来年で満了する。そのため、F1の最高権威バーニー・エクレストンとF1におけるマーケティング事業のリーダー的存在であるザック・ブラウンの両氏が、同サーキットでのF1開催に興味を示していると先日報じられた。

これに対し、マクラーレンの元F1ドライバーで、現在はインディカーレースの発展に尽力しているマイケル・アンドレッティは、ロングビーチ市街地レースのオーナーであるケビン・カルコーベンとジェラルド・フォーサイスに言及しながら、「なぜF1に売却する必要があるんだ?」と述べた。

ロングビーチ市街地レースの会長であるジム・マイケリアンも『Long Beach Press-Telegram(ロング・ビーチ・プレス・テレグラム)』へ次のように話し、F1開催を否定している。

「このレースは売りに出されていないのに、毎年この話が出る。売却に関して、ケビンは誰とも接触していない」

「何も起こらないよ」

「あれこれ推測し、勝手な憶測ばかりたてても、うわさを助長するだけで、何にもならない」とマイケリアンは付け加えた。

カルコーベンは以前、唯一ロングビーチの売却を考えるとしたら、それは「あり得ないくらい破格の金額」を提示されたときだけだと述べている。

「ジェリー(ジェラルド・フォーサイス)も私も、ロングビーチの売却には興味がないよ」とカルコーベンは付け加えた。

今年のロングビーチでは、佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)がインディでの初優勝を達成。日本人として初めてインディカーでの優勝を果たしている。

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