マーク・ウェバー(レッドブル)は、来年F1を去ってポルシェからル・マン24時間レースに出るのではといううわさについて特に触れなかった。
「今は、いろいろなたぐいのうわさが流れているね」F1バーレーンGP(4月21日決勝)前の18日(木)にウェバーがそう語ったとオーストリアの『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙が伝えている。
ウェバーは、第3戦中国GPの予選で燃料不足のためにコース途中でマシンを止めざるを得なくなり、予選結果はく奪というペナルティーを受けた。また決勝では、タイヤが脱落してリタイアしている。これは、レッドブルのウェバーに対する妨害工作だという陰謀説まで飛び出している。
「それに、くだらない話もたくさん出回っている」とウェバーは陰謀説を一蹴した。
ウェバーは、ポルシェに関するうわさについては特に触れず、「自分には今もいろいろな可能性がある」とだけ語った。
『Salzburger Nachrichten(ザルツブルガー・ナッハリヒテン)』紙は、バーレーンGP翌日の22日(月)にレッドブル会長のディートリッヒ・マテシッツとウェバーが「内密の話し合い」を持つ予定だと伝えている。