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F1第4戦バーレーンGPフリー走行3回目、詳細レポート

2013年04月20日(土)18:40 pm

2013年F1第4戦バーレーンGPが4月20日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間17時)から行われたフリー走行3回目で、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップになった。

【結果】F1第4戦バーレーンGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

セッション開始時の天候は曇り。気温31℃。路面温度は37℃。雨の心配はなさそうだが、雲が多く、気温も昨日よりは若干低めとなっている。

グリーンライトの点滅と同時にマックス・チルトン(マルシャ)を先頭に、ハードタイヤを装着した各チームのクルマが続々と、まずはクルマの作動状態を確認するためのインストレーションラップを行うためにコースインしてゆく。その中で、ザウバーのエステバン・グティエレスだけはピットに戻らず、そのままロングラン(一度に多くの周回を行うこと)を行っている。

開始10分。この段階でタイム計測を行っているのはシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデのケーターハム勢と、グティエレスの3台だけ。トップのピックのタイムは1分36秒015。昨日のフリー走行2回目で出した自身のタイムを1秒以上短縮している。

セッション開始15分を過ぎたところで、マーク・ウェバー(レッドブル)が昨日のキミ・ライコネン(ロータス)のトップタイムを塗り替える1分33秒875を記録してトップに立つ。ライコネンがそれに次ぐ2番手につけている。

開始20分。ロメ・グロジャン(ロータス)が1分33秒762を出してトップに躍り出た。今週末は新しいシャシーで臨んでいるグロジャンはその後1分33秒464までタイムを伸ばしている。

開始30分に差し掛かろうとする時点で、ベッテルがグロジャンのタイムを上回る1分33秒348をマークしてトップに立つ。ここまでは全員が硬い方のハードタイヤでの走行を行っている。

残り23分に差し掛かったとき、めずらしくアロンソがターン2を抜けるときにリアを大きく滑らせてスピンし、後ろ向きにグラベルに突っ込んでクルマを止めてしまう。アロンソはなんとかコースへ復帰することができている。

残り13分。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がミディアムタイヤで1分33秒455を刻み、ベッテルに次ぐ2番手に上がってきた。チームメートのニコ・ロズベルグはそれよりコンマ3秒遅れの、現在5番手だ。

残り10分。ライコネン、グロジャンがミディアムタイヤを装着してコースへと向かう。これからほとんどのクルマが予選に向けてミディアムでのタイム計測に臨んでいくことになる。

残り8分。アロンソが1分33秒247を記録してトップに立つ。ライコネンは3番手までタイムを上げてきた。フォース・インディアのエイドリアン・スーティルもチームメートを上回る6番手に順位を上げてきている。

残り5分。トラブルを抱えたチルトン以外の全ドライバーがコースインしている。ウェバーが3番手タイムを刻み、ライコネンを4番手に押し下げた。ベッテルも懸命の走行を続けるが、前方を他車にさえぎられるなど、なかなかタイムアップにはつながらない。

セッション終了。各車がピットへと戻ってゆくが、ここで左リヤサスペンションを大きく壊してスロー走行するハミルトンのクルマが映し出される。リプレイ映像によれば、ストレートを走行中に破損してしまったようだ。

結局、このフリー走行3回目のトップ10は、トップにフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、2番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手マーク・ウェバー(レッドブル)、4番手キミ・ライコネン(ロータス)、5番手ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、6番手ロメ・グロジャン(ロータス)、7番手エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、8番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、9番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)という顔ぶれとなった。

【写真】F1バーレーンGP金曜日(全30枚)

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