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ポルシェは否定するも過熱するウェバーの移籍話

2013年04月17日(水)11:06 am

ポルシェは、マーク・ウェバー(レッドブル)と2014年からの5年契約を結ぶことで合意したとの報道を否定している。

ポルシェの広報担当者は、ドイツの『Die Welt(ディー・ヴェルト)』紙に「それは間違っている」とし、次のようにはっきりと語った。

「マーク・ウェバーはポルシェと5年契約を結んだりはしていない」

「ポルシェは10人の素晴らしい実績を持つドライバーを有しており、2014年以降(WEC=世界耐久選手権の最高峰カテゴリーである)LMP1クラスに臨むための素晴らしい体制を整えている」

その広報担当者は最後に、WECへ臨む最終的なドライバーラインアップの決定は「急いではいない」と締めくくっている。

だが、ウェバーのポルシェ移籍のうわさは、先週末のF1中国GPのパドックばかりか、同じ14日(日)に開幕を迎えたWECの舞台となったイギリスのシルバーストンでも強くささやかれていた。

『Bild(ビルト)』紙は、ウェバーがすでにドイツのヴァイザッハにあるポルシェのファクトリーを訪問しており、まだ契約金などについての詳細を決定する必要があるものの、3年契約を結ぶことは合意されたと報じていた。

ウェバーに関するうわさがささやかれる中、現在はポルシェ同様フォルクスワーゲン傘下のメーカーであり、すでにル・マンで素晴らしい戦績を収めているアウディ関係者も、ポルシェが「その方向で進むことはありえる」と認めている。

さらに、かつて70年代から80年代にかけてポルシェで4度ル・マンを制したことのあるデレック・ベルもシルバーストンで、アメリカのインターネット新聞『huffingtonpost.com』に対し、「(ウェバーは)もう決めたと聞いたよ」と語っている。

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