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マクラーレン、ペレスを「サポートしていく」

2013年04月17日(水)11:56 am

マクラーレンは、2013年シーズンからチームに加入したセルジオ・ペレスが苦戦していることを認めつつ、「サポートしていく」と語った。

2012年まで所属していたザウバーでの活躍が認められてトップチームのマクラーレンに加入したペレス。しかし、開幕以来10位前後でしかゴールできておらず、メルセデスAMGに移籍したルイス・ハミルトンの後釜としての役割を十分に果たしているとは言い難い。

前戦F1中国GPでは、追い抜きを仕掛けたキミ・ライコネン(ロータス)のクルマと接触するなど走りに精彩を欠き、ポイント圏外の11位でゴールした。元ドライバーのコメンテーター、マーティン・ブランドルは、「ペレスと契約するより、10回」ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)と契約する、と辛らつな評価を下している。

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、ペレスが無得点に終わった中国GP終了直後に「殻を破り、汚い手を使わず強くなれ」と諭したと語ったが、ペレスにさらなる努力を促すことはなかったという。

「セルジオが中国GPでの自分の走りにまったく満足していないことはわかっている」

そして、ペレスと対照的に、チームメートのジェンソン・バトンが安定して自分のレースを続けたことでペレスはますます難しい状況になったのだとウィットマーシュは話している。

「ジェンソンは素晴らしい仕事をした、称賛に値するよ。けれど、チームとして進歩しなければならず、才能豊かな若いドライバーをサポートしなければならないんだ」

「非常に劣化しやすいああいうタイヤを使って、バランスがさほどよくないクルマで先の見えないレースを戦ったバトンは価値のある仕事をしてくれた」

「期待度の高いビッグチームにいる若手ドライバーは注目度も高いのだ。チームメートがいい仕事をしていれば、なおさらだ。かなりプレッシャーがかかるものだよ」

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