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ピレリ、非難集中のソフトタイヤ投入を断念=F1バーレーンGP

2013年04月17日(水)14:09 pm

F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリが、今週末のF1バーレーンGPで当初予定していたソフトコンパウンドの投入を断念したことが明らかとなった。

シーズン開幕前、ピレリはバーレーンGPに4種類あるタイヤのうち、もっとも硬めのハードタイヤと、2番目に軟らかいものとなるソフトタイヤの組み合わせを持ち込むと発表。その声明の中で「これは決勝で必要とされる耐久性とともに予選でのスピードを高めるためだ」と説明していた。

だが、ピレリは今回、今週末のバーレーンGPでソフトタイヤを使用することを断念し、代わりにハードタイヤとミディアムタイヤの組み合わせを採用すると発表している。

これは、先週末中国GPが開催された上海インターナショナル・サーキットにおいて、ピレリが持ち込んだソフトタイヤが数周しかもたなかったことに対して大きな批判が寄せられていたことを受けてのものだ。

ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは15日(月)、次のように語った。

「(バーレーンでの)タイヤの性能低下はかなり大きくなると予想されるため、4種類のコンパウンドのうち、硬いほうの2種類を選択することにした」

「サーキットやその周辺が高温となることで、1年のうちでも非常にタイヤへの負担が大きくなるサーキットだからね」

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