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フェラーリがタイトルを取るとF1ボス

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、2013年のチャンピオンはフェラーリが取るだろうと予想している。

昨年は野心的なニューマシンを投入してシーズン序盤に苦戦したが、今年は速さを見せている。

「今年は、はるかに良いね」とエクレストンはイタリアのテレビ局に話した。

ドライバーズランキングでは、F1第2戦マレーシアGP終了時点で、フェリペ・マッサが5番手、フェルナンド・アロンソが6番手だったが、アロンソは第3戦F1中国GPで優勝して3番手に上がった。また、コンストラクターズでもレッドブルと5ポイント差の2位につけている。

「タイトルを取らなかったら驚くね」とエクレストンはフェラーリを強く推している。

またエクレストンは、性能劣化が激しすぎるとの批判もあるピレリタイヤについて、現在の「ショー」に満足していると語った。

「この3年間、決勝に関しては、非常に前向きに捉えている」

「それは、今年の序盤についても同じだ」

最後にエクレストンは、マレーシアGPで話題になったチームオーダーについて、F1にとって良いものではないと話した。

「タイヤに問題を抱えているかもしれないが、それは解決しなければならないことだ。誰もチームオーダーを受けるべきじゃない」

「どのチームもドライバーにどうすべきか指示する必要はない。情報は伝えるべきだが、そのあとどうするかを決めるのはドライバーだ」

マレーシアGPでチームメート同士のバトルをさせない指示を出したレッドブルとメルセデスAMGはどちらも、今後はチームオーダーの使用を控えることにしている。これについてエクレストンはこう語った。「そうであってほしいね。ドライバーは競い合うべきだ」