ケーターハムのシャルル・ピックは、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分38秒821で20番手。予選では、1分39秒614で21番手になった。ギド・ヴァン・デル・ガルデは、フリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分39秒652で22番手。予選では、1分39秒660で22番手になった。
【結果】F1第3戦中国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
シャルル・ピック
「週末を通して問題がいくつか出てしまって、クルマの力を最大限に引き出すことができず、特にタイヤに影響したね。フリー走行3回目では、セットアップの選択肢を2、3試してみて、マシンバランスが昨日より良くなったんだ。でも、フリー走行から予選までの間に、またタイヤの挙動が変わってしまい、ちゃんと使うことができなかった」
「予選では、2回ともソフトタイヤ(ソフト側)で走ったけれど、最初のアタックは渋滞につかまって、スムーズなラップにならなかった。2回目のアタックは自分のタイムを更新したけれど、ほとんどのコーナー出口でオーバーステア(クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態)だった。それに、セクター1もセクター2も渋滞がひどくて、それでほぼその周はダメになってしまったんだ」
「今のパッケージでも、クルマにはもっと力があると分かっている。それだけに、今日みたいな日はくやしいよ。でも、とにかくもっと頑張って、できる部分を良くし、明日いい走りをすることに集中するよ」
ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「昨日はフリー走行2回とも成果のあるものにできたのに、フリー走行3回目は同じ感触を取り戻せず、それが予選でも続いてしまった。シャルル(ピック/チームメート)と同じように、毎回小さな問題がいくつか出て、それが積み重なってかなり響いたよ」
「ここではタイヤの挙動を理解するのに苦労している。今日路面温度が上がったら、タイヤの使い方をまた最初からやり直さなきゃならないような状況だった」
「予選の最終的な結果には、当然がっかりしているよ。特に2回目のアタックは、2コーナーでミスをしてしまったんだ。コーナー入り口で攻めすぎて、それでコンマ4秒ほどロスした。それがなければ、もう少し前のグリッドが取れたんだ。でもこれからは、明日の決勝に集中して、前回マレーシアで発揮したようなパフォーマンスを目指すよ」