ポルシェは、来年のル・マン24時間耐久レースに参戦する新たなプロトタイプチームにマーク・ウェバー(レッドブル)を誘っているといううわさを否定しなかった。
F1第2戦マレーシアGPでは、順位維持を指示する「マルチ21」という暗号がチームから出ていたにもかかわらず、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がそれを無視し、ウェバーを抜いて優勝した。この一件で激怒したウェバーは、来年以降ベッテルのチームメートになることを拒否するのではないかとうわさされている。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、2014年の契約に関してウェバーがポルシェと「すでに接触した」と伝えた。
ウェバーのうわさについて聞かれたポルシェの広報担当オリバー・ヒルガーは、『SID通信』に対してこう答えている。「ポルシェは、国際的な成功を収めたワークスのドライバーをすでにそろえている」
「同様の(ル・マンの)ドライバーを決める際にも、それが非常に良いベースになる」
「さらにドライバーを加えるのか、加えるならどの程度になるのかは、しばらくしてから決定される」