フェラーリ・ジャパンは、4月19日(金)~21日(日)に鈴鹿で開催される「フェラーリ・レーシング・デイズ2013」において、F1日本GP初勝利25周年を記念した日本特別仕様モデル「カリフォルニア30ジャッポーネ」を初公開すると発表した。
【写真】フェラーリ「カリフォルニア30ジャッポーネ」(全12枚)
このモデルは、1987年11月に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPで、スクーデリア・フェラーリが日本でのF1初勝利を収めてから、昨年でちょうど25周年を迎えたことを記念して設定されたもので、10台限定で販売されることになる。
「カリフォルニア30ジャッポーネ」は、フェラーリのロードカーとして初めてV8エンジンをミッドフロントに搭載した「カリフォルニア30」をベースに、エクステリア、インテリアともに、日本を意識したカラーコンビネーションが施された。外装は、ビアンコ・イタリアと呼ばれるホワイトベースのマット塗装のボディーにブラックルーフを施したツートン仕様とされ、インテリアは鮮やかなレッドで統一される。
エクステリアデザインでは、フェラーリ史上最速のロードゴーイングカーとして開発されたV12気筒の限定モデル「599GTO」を彷彿(ほうふつ)させるフロントグリルが採用され、足元にはチタンホイールボルトが配されたダイヤモンドフィニッシュ・アルミニウム合金ホイールを装備した。
フロントおよびリア・スポイラー、ドアハンドル、フュエルキャップをはじめとするパーツにはカーボンファイバーがふんだんに用いられるとともに、インテリアにも、ステアリングからコンソールやフロアマットにいたるまで、レースをイメージしたスポーティーなデザインとなった。
さらに、この特別仕様車には、センターコンソールに日本の国旗とスクーデリア・フェラーリの初勝利25周年を記念する「25th OF FIRST GP JAPAN WON」の特別記念プレートが装着されることになっている。
なお、価格や発売日は発表されていない。