アウディ・ジャパンは、新型「RS4アバント」を4月10日(水)に発売する。価格は1,195万円。
3世代目となる新型RS4アバントは、最高出力 331kW(450hp)、最大トルク 430Nmを発生する4.2リッターV8 FSIエンジンと7速Sトロニックが組み合わされ、動力性能は0-100km/h加速が 4.7秒、最高速は 250km/hに達するハイパフォーマンスモデルだ。だが、これほどの動力性能を持ちながら、同時に8.1km/L(JC08モード)という優れた燃費も実現している。
ドライブトレインは最新世代のクワトロ(フルタイム四輪駆動システム)、クラウンギヤ式セルフロッキングセンターデフ、さらにリヤの駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルなどが採用されており、トラクション性能を最大限に発揮することを可能とした。サスペンションにはRS4専用スポーツサスペンションが採用され、車高はA4アバントに比べて20mm下げられている。足元には20インチの5Vスポークデザインアルミホイールが装着される。
エクステリアは、つや消しアルミニウム仕上げのフレームに囲まれたハニカムメッシュのシングルフレームグリル、大型エアインテーク付きのフロントバンパー、全幅 1850mmとノーマル比で 25mm幅広とされ力強く張り出したワイドフェンダーなどの専用装備が施されている。
また、空力特性を追求したリヤディフューザーには楕円形状のテールパイプをもつデュアルエクゾーストシステムが組み込まれたほか、ルーフ後端にはリアアクスルのダウンフォースを増大させるルーフエンドスポイラーが標準装備される。
インテリアはブラック基調でまとめられており、ファインナッパレザーのSスポーツシートが標準装着。シートカラーはブラックとルナシルバーの2種類が用意される。センターコンソールまわりにはカーボンのデコラティブパネルが配されたほか、ステアリングホイールはRS4のロゴが入ったフラットボトム形状のマルチファンクション&パドルシフト付本革巻き3スポークタイプが採用されるなど、随所にRSモデル専用品が用いられている。
<「RS4アバント」の概要>
エンジン:4163cc直噴V8エンジン
最高出力:331kW(450hp)
最大トルク:430Nm/4000~6000rpm
0-100km/h加速:4.7秒
最高速度:250km/h
燃費:8.1km/L (JC08モード)
トランスミッション:7速Sトロニックデュアルクラッチ
駆動方式:新世代クワトロ(フルタイム4WD)
サスペンション:アルミニウム製ダブルウィッシュボーン
ブレーキシステム:フロント8ピストン、リヤシングルピストンのアルミニウム製モノブロックキャリパー及びウェーブデザインの軽量ベンチレーテッドブレーキディスク
車両本体価格:1,195万円