フェラーリのフェルナンド・アロンソは、セパン・インターナショナル・サーキットで行われたF1マレーシアGP決勝を3番手からスタートし、リタイアした。
【結果】F1第2戦マレーシアGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
フェルナンド・アロンソ
「今日は、残念だけどすごく不運だった。いいスタートをしたあとで、2コーナーでベッテルに接触したんだ。彼がほとんど止まっていたのでびっくりしたよ。いったい何キロで走っていたんだろうね。クルマはダメージを負ったけれど、それほどひどいようではなかったから、走り続ける決断をチームと一緒に下した。すぐにピットインして、また3周目か4周目にドライタイヤに替えていたら、後方に下がりすぎて、一番前でゴールする可能性を間違いなく失ってしまうからだ。この決断を批判するのは簡単だよ。でも、あの時点では正しい決断に思えたんだ」
「確かに残念だよ。ここでは、レッドブルと戦えただろうからね。でも状況は助けにならなかった。僕たちが下した決断の正しさはともかく、不運によるところが大きかったよ。考えてみれば、オーストラリアでは何台もコースアウトしながら特に問題なく続けていたし、ここでも、クルマが最初にコースインしていった時から同じことが起きていたのにね」
「今はもう、次の中国(4月14日決勝)とバーレーン(4月21日決勝)に意識を向けているよ。そこで去年よりうまくやって、なるべくたくさんポイントを持った状態でヨーロッパに入れるといいね」