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ウィリアムズのF1マシンは「話にならない」とマルドナード

2013年03月18日(月)10:55 am

ウィリアムズの2013年シーズン開幕戦は、悪夢の様な幕開けとなった。

国営企業を通して間接的に支援していたベネズエラ大統領のウゴ・チャベスと、チーム代表のフランク・ウィリアムズ夫人のジニー・ウィリアムズが相次いで亡くなり、ビジネスと個人的な両面で大きな打撃を被ったウィリアムズ。今度はパストール・マルドナードが新車に対する不満を明かした。

「今の時点では全然話にならないね。チームの状態は2年前に戻ってしまった様だよ」と、マルドナードはコンストラクターズランキングで年間9位に終わった2011年シーズンを引き合いに出した。

オーストラリアGP予選でQ1敗退となったマルドナードとは逆に、ルーキーのバルテリ・ボッタスは、何とかQ2進出にこぎつけている。

マルドナードは「もうちょっとコースが空いていたら、Q2に進めたんじゃないかな。でもQ2進出が目標じゃないからね」と、ブラジル紙『Globo(グローボ)』に語っている。

「目標は10位以内に入ることなんだ。でも、今はほど遠い位置さ」

スペインのテレビ局『Antena 3(アンテナ3)』は、「これ以上何も言うことはないよ。本当にうまく行っていないんだ」と語るマルドナードの落胆を伝えている。

そんな中、フィンランドの新人ボッタスをコース内外で支援しているのは、過去に2度世界チャンピオンに輝いた同国のヒーロー、ミカ・ハッキネンだ。

ハッキネンは「僕はマネジャーか、カウンセラーか、そんな物だよ。どう呼ぶかはご自由にどうぞ」と、母国の新聞『Tutun Sanomat(トゥルン・サノマット)』にほほ笑みながら語った。

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