車体を地面へ押し付けるダウンフォースを発生させるパーツ、ディフューザーへ排気ガスを流すことで、ディフューザーの効率を向上させるもの。しかし、排気ガスを空力的に利用した場合、アクセルの踏み具合によって空力バランスが変化してしまう。そのため、多くのチームがアクセルを踏んでいないときにも排気ガスを流すシステムを開発した。だが、2011年第9戦イギリスGPから、このシステムが大幅に規制されることとなった。イギリスGP以降は、アクセルを踏んでいないときにアクセル全開時の10%以上の排気ガスを排出することが禁止となる。