マツダ、「キャロル・エコ」と「キャロル」を一部改良し燃費性能を大幅に向上

2013年03月13日(水)19:18 pm

マツダは、「キャロル・エコ」および「キャロル」の一部改良を行い、12日(火)より販売を開始した。価格は「キャロルエコ」が91万500円から、「キャロル」が89万9,850円からとなる。

「キャロル・エコ」では、減速エネルギー回生技術「エネチャージ」の導入や、「アイドリングストップシステム」の改良が施されたほか、車両重量の軽量化や、エンジンとCVTの高効率化など既存技術の改善を行うことで、2WD車ではJC08モードで33.0km/リッターと従来比で約10%の燃費改善を実現した。

今回新たに設定された4WD車でも30.4km/リッターを達成しており、全車がエコカー減税の免税対象となる。また、「キャロル」のCVT車においても、CVTの摩擦抵抗削減などの改良により燃費性能が改善され、エコカー減税の減税率が50%から75%に向上されている。

「キャロル・エコ」のエクステリアは、専用フロントグリルの一部と、バックドアを除くアウタードアハンドルにシルバー塗装を採用。上位グレードのECO-Xではドアミラーも同色に塗装され、外観にアクセントが加えられている。また内装では、これまでのベージュ基調から、ライトグレーとブラウンを組み合わせた明るく親しみやすい内装色に変更されている。さらに、4WD車にはヒーテッドドアミラーと、運転席シートヒーターといった快適装備も標準設定された。

<「キャロル・エコ」の一部改良概要>
・減速時の運動エネルギーを電気に変換し、電装品に使用することで、エンジンの発電負担を軽減する減速エネルギー回生技術「エネチャージ」を採用。
・ブレーキを踏んで一定速度に減速するとエンジンが自動停止する「アイドリングストップシステム」のエンジン停止開始速度を、時速9kmから13kmに変更し、燃料の消費を更に抑制。
・アイドリングストップ中のエアコンオフ時に、送風を蓄冷材で冷風にすることで室温上昇を抑え、車内の快適性を向上させる技術「エコクール」を採用。
・環境に配慮した運転をサポートするために、燃費の良い運転状態をスピードメーター照明色で表現する「エコドライブアシスト照明」と、運転終了時にエコドライブ度を100点満点で採点する「エコスコア」を新たに装備。
・2WD車の車両重量を20kg軽量化。
・リアバンパー形状を変更し、空気抵抗を低減。
・エンジンのタイミングチェーン幅を細め、摩擦抵抗を低減。
・CVTの変速制御を最適化。
・新開発タイヤを採用し、転がり抵抗の低減と、快適性を両立。

<「キャロル・エコ」のモデル/価格(駆動方式)>
ECO-L/91万500円(2WD)
ECO-X/104万2,000円(2WD)・114万2,000円(4WD)
※エンジンはいずれも660ccDOHC
※トランスミッションはいずれもCVT
※燃費(JC08モード/1リッター当たり)は2WD車が33.0km、4WD車が30.4km
※全車種がエコカー減税の免税対象

<「キャロル」のモデル/価格(トランスミッション)>
GS/89万9,850円(5MT)・92万9,250円(4AT)・96万750円(CVT)
※エンジンは660ccDOHC
※駆動方式はいずれも2WD(FF)
※燃費(JC08モード/1リッター当たり)は、5MT車が22.6km、4AT車が21.8km、CVT車が24.0km
※エコカー減税率は5MT車と4AT車が50%、CVT車が75%

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