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F1テスト不参加は「契約上の行き違い」が原因とラジア

2013年02月26日(火)10:45 am

今季、マルシャからデビューが予定されているブラジル人ドライバーのルイス・ラジアが、先週スペインのバルセロナで行われたF1公式シーズン前テスト(2月19日~22日)に参加できなかったのは、契約に関わる「行き違い」が生じたためだったことを認めた。

当初、今回のテストでは、ラジアが4日間の日程のうち後半2日間を担当することになっていたが、マルシャでは結局4日間すべてにイギリス人ドライバーのマックス・チルトンを起用し、この変更についてはただ「一貫性」を重視したとの説明を行っていたのみだった。

だが、今回の件はラジアのスポンサーが指定期日までに支払いを行わなかったためではないかとのうわさがささやかれていた。

この件について、ラジアがブラジルの『Folha de S.Paulo(フォリャ・ジ・サンパウロ)』紙に次のように話している。

「契約には、責任を持つべき当事者について記載されている」

「僕たちは彼らを信用しているけれど、いくつか行き違いがあったんだ」

その「行き違い」が、先週のバルセロナでのテストに走行できなかった原因だったのかと問われたラジアは、「その通りだよ」と答え、次のように続けた。

「僕らは適正にやったよ。でも不可抗力だった」

「解決するつもりだけど、あと数日必要なんだ」

ラジアは、マルシャが先週のテストスケジュールを変更した際に、単にチルトンにすべてのテストを行わせたいと考えたためだという公式発表は正しくないと、次のように続けている。

「そんな不利な契約にはサインしなかっただろう」

『Folha de S.Paulo(フォリャ・ジ・サンパウロ)』によれば、電話でマルシャに対してコメントを求めたものの、チームの広報担当者からの連絡はなかったとしている。

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