2012年シーズンを実りあるものにできなかったウィリアムズは、チーフオペレーションマネジャーだったマーク・ギランの後任を据えずに2013年F1シーズンを戦うつもりだ。
ギランは2012年末にウィリアムズを離れたが、シーズン開幕まで1カ月となった今もウィリアムズは新たなチーフオペレーションマネジャーを任命していない。
チーム首脳に穴がある現状について、チーフデザイナーのマイク・コフランは、「キャリアを前に進める人は多いのだよ」と話し、ギランの後任、そしてメルセデスの役員となったトト・ヴォルフ(元ウィリアムズの取締役)の後任について『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』にこう語っている。
「片方は後任を考えているが、もう片方は考えていない」とし、さらに若い人材を求めていることを明かした。
「経験から失っていくものは、献身で補うものだ」
また、ギランとヴォルフの後任探しを早い段階で行う予定は「まったくない」と付け加えた。