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クビサ、メルセデスからのDTM参戦ならず

2013年02月21日(木)9:27 am

ラリー競技中の大けがからF1復帰を目指すロバート・クビサだが、途中の段階で狙っていたメルセデスからのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)参戦は実現しなかった。

メルセデスの役員トト・ヴォルフも語っていたとおり、先月クビサとメルセデスが行ったのは「真っ当なレースカーに乗る真剣なテスト」だった。

「結果はともかくね」と、新しくメルセデスのモータースポーツ部門を率いることになったヴォルフは語っていたものだ。

入門レベルのラリーイベントでこそ成功を収めているものの、今も右手の動きが限られているクビサは、まだパワーのあるフォーミュラカーを乗りこなせない。2011年のはじめに起きた事故で切断寸前の事態にまで至ったのだから、それも無理はないと考えられる。

メルセデスは20日(水)、2013年に6台のクルマをDTMで走らせると発表したが、ドライバーの中にクビサの名前は見られなかった。

今年のラインアップは、ラルフ・シューマッハを筆頭に、ゲイリー・パフェット、ロベルト・メルヒ、クリスチャン・フィエトリス、ロバート・ウィケンズ、そして新人ダニエル・フンカデラの6人。

そして若手のドライビング指導には、F1で活躍しているニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)があたるという。

ロズベルグは次のように話している。「今シーズン、若い人たちの成長を目の当たりにするのが楽しみだ。少しでもドライビングの秘けつを伝授できたらうれしいね」

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