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ケーターハム、コバライネンの残留を希望

2013年02月13日(水)10:20 am

ケーターハムのナンバー1ドライバーだったにもかかわらず、チームから放出されてしまったヘイキ・コバライネンに対し、ケーターハムの首脳は「異なった役割」でチームに残ってもらいたいようだ。

ケーターハムのチーム代表シリル・アビテブールは、チームの状況をふまえ、“ペイドライバー”(資金を持ち込むことでF1のレースシートを得るドライバー)の獲得が重要だったことを認めつつも、チームとコバライネンの関係が3年という時を経て悪化していたことを明かした。

アビテブールは当時を振り返り、イギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に対し次のように話した。

「昨シーズン末のある時点を境に、チームとドライバーの間には、より上を目指す際に不可欠な信頼、自信そして敬意といったものがなくなってしまった」

「恋人や妻との関係のように、相手をひどく失望させてしまうと、その関係はもう…、終わったって気付くことがある」とアビテブールは例えた。

アビテブールはしかし、コバライネンがケーターハムに残り、仕事を続けることは可能であると語った。

「ヘイキと話し合いを続けており、ほかにいい役割がないか模索中だ」

「正直に言うと、チームのラインアップに“経験”という要素を残したい。私たちはお互いにこの点に関心を持っている。条件さえ合えばね」と締めくくった。

しかしコバライネンが、F1の公式タイヤサプライヤーであるピレリのテストドライバー候補に挙がっていると先日報じられていた。

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