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ハミルトンからの批判を歓迎するメルセデスAMG

2013年02月12日(火)13:57 pm

メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、今シーズンからチームに加わったルイス・ハミルトンが、メルセデスAMGの2013年型車の批判をすることに、何の問題もないと語った。

2008年のF1王者であるハミルトンは今シーズン、6年間を過ごしたマクラーレンからメルセデスAMGへ電撃移籍を果たした。先週、1回目のF1開幕前テストがヘレス・サーキットで行われ、ハミルトンは新しいチームのスタッフと作業を開始。しかし、チームメートのニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)とともに、早くも技術面のトラブルに見舞われてしまった。

4日間行われたテストの後半はかなり改善されたが、ハミルトンは昨年のマクラーレンのクルマと比べると、メルセデスAMGの2013年型車W04はクルマを地面へ押しつけるダウンフォースが不足していると指摘した。

「まだいくつかの作業が残っているけど、最悪な状況っていうわけではないよ」とハミルトンは話している。

ハミルトンの発言はチーム批判だとの意見もあるが、ブラウンはハミルトンの率直すぎる意見を心配していないと語る。

「ルイスは、彼の視点で問題点を示し、私たちが何に集中すべきか気付かせてくれる」

「すでにこちらで把握していたこともあった。だからこそ、空力グループを再編成したのさ。こういったアプローチは大歓迎だよ」

「前向きかつ建設的になる必要はあるが、正しい批判であればチームのためになるし、前進させてくれる」とブラウンは述べた。

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