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メルセデスAMG、チーム首脳陣の交代は?

2013年02月08日(金)18:51 pm

組織のトップが大きく変わったメルセデスAMGで、チームCEOの立場にあるニック・フライ。4日(月)の新車発表にも姿を見せていた。

ところが、チームは相変わらずマクラーレンの技術責任者、パディ・ロウが2014年に加入するとのうわさを否定するでもなく、フライの頭上には暗雲が立ち込めたままだ。同じくチームとの将来が取りざたされているロス・ブラウンはこの日、自身の立場は少なくとも「当分のあいだ」大丈夫と話していた。

旧ホンダとブラウンGPでフライと苦楽をともにしたブラウンは、次のように打ち明ける。「今週われわれは新たなスポンサーというか、パートナー(スマートフォンのブラックベリー)を発表した。ニックは、このパートナーシップに深くかかわっている」

「ニックは今後もチームと仕事を続けると確信しているが、もしかしたら立場は変わってくるかもしれないね」

チーム株式の30%を握る新役員トト・ヴォルフは、「早まった決断」をするつもりはないと、次のように『Speed Week(スピードウィーク)』に語っている。

「仕事に就いてから数日しかたっていない。今はまだ何も言えない。もっと時間が必要だ」

「結局のところ、チームには安定が必要だ。ようやく不振のシーズンが過去のものとなり、非常に重要な一年がいよいよ始まろうとしているんだからね」

メルセデスAMGのプロジェクトが立ち上がった2010年からチームに在籍しているニコ・ロズベルグは、今までのところ組織変更の影響を感じていないという。

「新車開発で主な責任を担ったのは、相変わらず同じ人たちだからね」

「その意味では、チームは安定しているよ」

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