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フォース・インディア「ラインアップ決定にかなり近づいている」

2013年02月02日(土)6:49 am

1日(金)に2013年F1マシンVJM06を発表したフォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤが、質問に答えた。

Q:マリヤ、新シーズンが始まります。VJM06が命を吹き込まれたのを目にして、いかがですか?

ビジェイ・マリヤ:このクルマには、チームの誰もが非常に興奮していると思うし、早くテストに行って自分たちがどの位置につけているかを見たいと望んでいると思う。技術的なルールがあまり変わらなかったので、VJM06は以前のものと比べても大きく変わっては見えない。だが、表面には現れない部分で、さらにパフォーマンスを上げようと細部まであらゆる点を見直した。マシン開発はしっかりと見守ってきたが、これまでに成し遂げてきたことを誇りに思っている。

Q:今シーズンのドライバーラインアップについて、しっかり検討されていますね。最終決定に近づいているのでしょうか?

マリヤ:ポール(ディ・レスタ)は、このチームで走って3シーズン目になる。過去2年間、素晴らしい走りを何度も見せてきたし、2013年に向けて必要な安定感をもたらしてくれている。昨シーズンは厳しい終わり方になってしまった。しかし、われわれは問題点を理解しようと懸命に取り組んできた。今年はもう1段レベルアップしてくれると信じている。

マリヤ:チームメートに関しては、最終候補のリストを作り、可能なあらゆるドライバーについて考慮してきた。決定にかなり近づいている。オーストラリア(2013年開幕戦/3月17日決勝)には、グリッド上でも一番刺激的なペアを連れて行くと保証できる。

Q:昨年末に、チームの投資プロジェクトを発表しましたが、どのように進んでいますか?

マリヤ:プログラムは進行中で、現在新しい風洞を建設する土地を探しているところだ。チームは従来の施設でも素晴らしい仕事をしてきたが、われわれの長期的な目標を現実のものにするためには、エンジニアに可能な限り最高のツールを与える必要がある。その第一歩が最先端の風洞だ。投資のより直接的な効果は、CFD(コンピューターによる空力シミュレーション)の能力向上として、2013年すでに現れている。

Q:今年の目標は何でしょうか?

マリヤ:2013年にあたって、われわれは今まで以上にハングリーだ。昨シーズン最後は非常に競争力のあるクルマを手にし、ブラジル(2012年最終戦)では、30周もトップを走ることができたほどだ。あれで全員がレースでトップに立つのがどんなものか味わうことができたし、すべてがうまくいけばどれほどのことを成し遂げられるかを示してくれた。

マリヤ:昨年は何度も不運で表彰台を逃した。従って、当然それが今年の明確な目標だ。最初の目標は、出だしにしっかり取り組んで、シーズンに向けていい形でスタートを切ることだ。ここ2シーズンはそこが弱点だった。従って、勢いにのって2012年最後の調子を継続できるようにする必要がある。

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