イタリアのモーターレース統括団体と、F1イタリアGPが行われるサーキットの間に不穏な空気が漂っている。
F1イタリアGPの開催地モンツァ・サーキットのトップであるエンリコ・フェラーリが、イタリア司直による自身の素行調査が始まったことを受け、モンツァの責任者を辞職した。
フェラーリの後任にはファブリオ・トゥルチが指名されたが、イタリア自動車グラブのアンジェロ・スティッチ・ダミアニ会長はこの人事に否定的だ。
ダミアニ会長は「F1イタリアGPの将来が不安だよ」と語り、こう続けた。
「トゥルチにこのイベント組織を仕切れるだけの経験があるとは思えない」