マツダとフィアット・グループ・オートモービルズは、昨年の5月に合同発表した協業に関して、正式に事業契約を締結したことを発表した。これにより、フィアット傘下のアルファロメオ向けオープン2シータースポーツカーを2015年からマツダの本社工場で生産することになる。
この協業は、次期「ロードスター」をアルファロメオのオープン2シータースポーツカーのベース車両にするもの。アルファロメオはロードスターをベースに独自のデザインとエンジンを搭載する。
この契約により、マツダはオープン2シータースポーツカーの開発および生産効率の向上と、このセグメント活性化への貢献を期待しているという。またフィアットは、伝統あるアルファロメオの2シーターオープンカーに最新技術を通じてモダンなテイストを吹き込んだ商品を提供でき、すでに公表している2016年の目標達成を促進できるようになるとしている。