今季ザウバーからマクラーレンへ移籍したセルジオ・ペレスが、ベテランドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサの復帰をマクラーレンに求めたとスペイン紙『El Mundo(ムンド)』が報じている。
41歳のデ・ラ・ロサは、マクラーレンで長きにわたってテスト兼控えドライバーを務めていた。2012年はHRTのレースドライバーとして戦っていたが、HRTは解散が決定的な状態になっており、現在「求職中」の身である。
『El Mundo(ムンド)』の記者ハイメ・ロドリゲスは、「デ・ラ・ロサが現在、テストドライバー契約を目指して複数チームと交渉を行っており、その中にはウィリアムズ、メルセデスAMGそしてフェラーリも含まれる」と報じた。
また、デ・ラ・ロサが2010年にザウバー、さらにその後はHRTから参戦したことを快く思ってはいないマクラーレン首脳陣もいるものの、マクラーレンへ復帰する可能性は残されているともロドリゲスは書いた。
「マクラーレンへ復帰する可能性が無いわけではない。現に、ペレスはデ・ラ・ロサの復帰を要求している」
「メキシコ人のペレスは、チームになじむ手助けをしてくれるラテン系の人物を求めている」