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ウィリアムズの2013年型車には「段差ノーズ」はないとボッタス

2013年01月10日(木)9:41 am

2013年シーズンにウィリアムズからF1デビューを飾ることになったフィンランド人ドライバーのバルテリ・ボッタスが、2013年型のウィリアムズのクルマには「段差ノーズ」が採用されていないことを明らかにした。

2012年には、レギュレーション上の制約から、マクラーレンとマルシャの2チーム以外のすべてのチームがノーズに段差を設けたクルマを投入した。だが、その見栄えがファンから大きな不評を買ったことで、F1を統括するFIA(国際自動車連盟)はルールを一部見直し、2013年仕様のF1カーの段差ノーズ部分に、「車両構造物に該当しない」薄板でカバーを施すことを認めることにしていた。

だが、いわば「目かくし」のようなこのカバーの装着については義務化はされておらず、果たして各チームが実際にそれを装着するかどうかを疑問視する声もあがっていた。

そんな中、ボッタスはフィンランドのテレビ局『MTV3』に次のように語っている。

「見た限りでは、(2013年の)クルマは昨年のものとほとんど同じだよ」

「新しいルールによって、ノーズの段差はなくなっている。見た目にはそこがいちばん大きく違うところだね」

さらに、ボッタスは2013年型車について次のように続けた。

「新車は昨年のクルマの進化型だよ。空力面では明らかに改善されている」

「コーナーでの加速力をもっと高めることに注力したんだ」

また、ボッタスは、2月5日(火)からスペインのヘレス・サーキットで行われるシーズン前テストにおいて、チームメートのパストール・マルドナードとボッタスのどちらが最初に新車をドライブすることになるのかは分からないとし、次のように続けている。

「パストールと僕は、すべての日程を交代でテストする予定なんだ。だから(どちらも)6日ずつだね」

今年のシーズン前公式テストは、2月5日(火)から8日(金)までヘレス・サーキットで、2月19日(火)から22日(金)までと2月28日(木)から3月3日(日)まで、同じスペインのカタルーニャ・サーキットで、全12日かけて行われる予定となっている。

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