マツダは10日(木)、2012年2月に発売したクロスオーバーSUV「CX-5」の累計販売台数が2012年12月までに3万5,434台となり、2012年SUV国内販売台数第1位を獲得したと発表した。
このうち、クリーンディーゼルエンジンである「スカイアクティブD」搭載車が「CX-5」販売台数の約8割を占める2万6,835台となった。この数値は、2011年の国内クリーンディーゼル乗用車登録台数の約3倍に相当するものだ。
「CX-5」は、マツダの新世代技術である「スカイアクティブ技術」がエンジン、トランスミッション、ボディー、シャシーのすべてに採用された初めての車であり、走行性能と環境対応を高い次元で両立させているのが特長となっている。クリーンディーゼルエンジン「スカイアクティブD」搭載車は、4.0リッターV8ガソリンエンジン車並みの力強い走りを、ガソリンエンジン「スカイアクティブG」搭載車は、リニアでスムーズな走りを実現しながら、全車種がエコカー減税の対象となる。
マツダによれば、顧客層は30代から50代を中心に幅広く、「スタイリッシュなデザイン」、「長距離ドライブでも疲労やストレスを感じにくい操安性と乗り心地」、「サイズの大きさを感じさせない運転のしやすさ」、「エンジン、駆動方式の種類にかかわらず、全機種がエコカー減税対象となる基本性能の高さ」などが、高い評価を得たものだとしている。