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F1はV6エンジンの音に「慣れるだろう」とFIA関係者

2013年01月02日(水)11:44 am

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)の競技委員長チャーリー・ホワイティングは、F1のエンジン規定が変更されても、V8エンジンの音を恋しがることはないだろうと語った。

F1ファンは20年以上にわたって、V12、V10、そして現在はV8と、自然吸気エンジンの甲高い音を楽しんできた。

しかし2014年からは、ターボチャージャーを搭載した1.6リットルV6エンジンに変わり、回転数の上限も多少引き下げられるため、コースを走るF1マシンの音は少しおとなしいものになりそうだ。

これが、F1の人気に悪い影響を与えるのではないかと危ぐする声もある。

この点についてホワイティングは、F1ジャーナリストであるピーター・ウィンザーのブログ『peterwindsor.com』にこう語った。「早めに慣れるのではないかと思う」

「実際、ブラバムにいた頃のBMWの4気筒エンジンのことを思い返してみれば、回転数は1万1,000rpmだったが音は良かった。新しいエンジンも静かなわけじゃない」

「音は変わるだろうが、人はあっという間に慣れるだろう」

ホワイティングは、1980年代にブラバムでメカニック、エンジニアを務めたあとFIAに移り、F1のレース運営や安全、技術部門のすべてを取り仕切っているが、2014年から大幅に変わる新ルールの導入を楽しみにしていると話した。

「大きな挑戦だ」とホワイティング。「エンジンメーカーにとっては、非常に大きな挑戦になる」

「動くエンジンを目にするのを楽しみにしている。そのエンジンの複雑さ、巧妙さを目にするのをね。ハイテクを極めたパワーユニットになる。それは確かだ」

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