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アロンソ、2012年F1でペナルティー「0」

2012年12月29日(土)11:18 am

パストール・マルドナード(ウィリアムズ)が2012年のペナルティーキングなら、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はフェアプレー精神にあふれたドライビングの達人とでも呼ぶべきか。

このたび、ブラジルの『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』がF1の全24ドライバーに対して今シーズン中に科されたペナルティーをまとめたFIA(国際自動車連盟)の公式リストを集計した。

トップは15回もペナルティーを受けたマルドナード。2位には来季から名門マクラーレンへ移籍するセルジオ・ペレス(ザウバー)、そして最年少で3連覇を達成したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)の2人がそれぞれ8ペナルティーでランクインした。

圧巻なのがフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だ。シーズンを通じて1度もペナルティーを受けていない。アロンソ以外にペナルティーがゼロだったドライバーは、ティモ・グロック(マルシャ)ただ1人であった。

今季最終戦のF1ブラジルGPでベッテルがアロンソを3ポイント上回り3連覇を決めたが、追い抜きが禁止されている黄旗区間で、ベッテルが追い抜きを行ったと見えるビデオ映像が出回ったことから、アロンソに逆転タイトル獲得の可能性がわずかながら残されていた。その際、アロンソは尊敬するサムライにあやかり、ツイッターで次のようにつぶやいた。

「僕は奇跡を信じないけど、正しいルールに基づいて奇跡を起こす」

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