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メルセデスAMGとフェラーリ、2013年F1マシンが衝突テストに合格

2012年12月29日(土)10:37 am

今月中旬にザウバーの2013年型車F1マシンC32が全チームの先陣を切って統括団体FIA(国際自動車連盟)の衝突テストに合格したが、新たに2チームの2013年型車が義務付けられている衝突テストに合格した。

ドイツのモータースポーツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト )』によると、そのうちの1つはメルセデスAMGが2013年シーズンに向けて開発したW04である。来季はルイス・ハミルトン(現マクラーレン)、ニコ・ロズベルグ(残留)両ドライバーがこのW04で挑む。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト )』はW04の特徴として、小型化されたギアボックス、コアンダ排気(※)向けに一新されたサイドポッド、そしてピレリの新型タイヤの形状が従来と異なっても対応可能に設計されたリアサスペンションを挙げている。

一方で、スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、フェラーリの2013年型車も衝突テストに合格したと伝えた。

※コアンダ排気とは、空気や水が触れた物体に沿って流れるというコアンダ効果と呼ばれる現象を利用し、低速時の加速性能を向上させる手法のこと。

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