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フェラーリ、2013年型マシンを旧トヨタF1施設で開発

2012年12月28日(金)13:10 pm

フェラーリは、2013年型F1マシンの空力開発をドイツ・ケルンにある旧トヨタF1が拠点にしていた施設で行う方針だ。

今年は、イタリアのマラネロにある本社工場に深刻な問題が発生、2013年8月まで風洞は閉鎖となった。

『El Mundo Deportivo(エル・ムンド・デポルティーボ)』、『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』をはじめとする世界の各紙は、フェラーリが世界一流の施設を誇る旧トヨタF1の施設に注目、借り上げることになったと報じている。

場所をケルンに絞ってマシン開発を行う理由は何か? そんな問いにフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは次のように答えた。「今までの混乱や失敗を避けるため、2013年マシンの空力開発はもっぱらトヨタの風洞で行う」

ドメニカリによると、トヨタの施設はマクラーレンもよく利用しているという。

トヨタ・モータースポーツのロブ・リューペンは次のようにコメントしている。「顧客は、われわれが提供する風洞実験サービスにとても満足しているよ」

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