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退任のハウグ「情熱を失うことなく働くことができた」

2012年12月15日(土)11:31 am

メルセデス・ベンツのモータースポーツ部門責任者であったノルベルト・ハウグが、今年限りでその職を辞することになった。これに際し、メルセデス・ベンツの親会社であるダイムラーの最高経営責任者(CEO)、ディーター・ツェッチェと、ノルベルト・ハウグ本人が次のようなコメントを発表した。

ディーター・ツェッチェ(ダイムラーCEO、メルセデス・ベンツ代表)
「ノルベルト・ハウグはこれまで20年以上にわたってメルセデス・ベンツのモータースポーツ・プログラムの顔として活躍してくれていた。すべての時期にわたって頑張ってくれていたが、私としては、シルバーアロー(メルセデスのレースカーの愛称)をF1へ見事にカムバックさせてくれたことがとりわけ大きな功績だと思っている。取締役会ならびにモータースポーツ関係者を代表して、メルセデスのために彼が果たしてくれた偉大な貢献に対して感謝の意を表したい」

ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)
「22年以上にわたって、いっときも情熱を失うことなく働くことができた世界でも最高の自動車会社に対して感謝したい。とりわけ、私を信じ、任せてくれた取締役会に感謝したいと思う。そして、1991年以降、われわれが何度も勝利をおさめ、素晴らしい記録を残してこられたことについて、仲間たち全員に感謝したい。残念ながら、2010年にF1にわれわれ自身のワークスチームを設けてからはまだ1勝しかできておらず、私たちの望みを実現することはできなかった。しかし、われわれは将来の成功に向け、前進することができている。われわれのチーム、そしてわれわれのドライバーたちはその目標を達成するために全力をあげてゆくだろう」

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