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フォルクスワーゲン、LAモーターショーで新型「ザ・ビートル・カブリオレ」を発表

2012年12月03日(月)21:31 pm

フォルクスワーゲンは、11月30日(金)から一般公開されるロサンゼルスモーターショーで、新型「ザ・ビートル・カブリオレ」の発表、展示を行う。

新型「ザ・ビートル・カブリオレ」写真ギャラリー全10枚

1949年に登場した初代「ビートル・カブリオレ」、2002年の2代目「ニュービートル・カブリオレ」に続く、3世代目として登場するザ・ビートル・カブリオレは、これまでの伝統的なデザインを生かしながらも、これまでに比べて全長152mm、全幅84mmがそれぞれ拡大されるとともに、全高は逆に29mm下げられたことで、よりスポーティーかつダイナミックなプロポーションとなっている。

バンパー下のエアインレットや丸みのあるボンネットの先端部、テールライトの形状など、最新のフォルクスワーゲンに共通するデザイン要素も備えつつ、ヘッドライトは、いつの時代でも変わらない「ビートル」の象徴としての丸型が維持された。

わずか10秒ほどで開閉可能なソフトトップは、時速50km/h以下で作動可能となっており、オープン時には付属のソフトトップカバーにより後席後方にコンパクトに収納できるようになっている。また、横転時の安全確保のため、ロールオーバープロテクションシステムが標準装備されており、リヤシートバックの背後に格納された2つのモジュールが瞬時に作動することで、万が一クルマが横転する事態となった場合に乗員を保護する仕組みとなっている。さらに、前席のフロントおよび頭部保護機能付きサイドエアバッグも標準装備される。

また、ザ・ビートル・カブリオレには複数のエンジンラインアップが設定される。ガソリンエンジンは77kW/105PSの1.2TSI(ブルーモーションテクノロジー仕様を含む)、118kW の1.4TSI、147kW の2.0TSI。ディーゼルエンジンは、77kW の1.6TDI(ブルーモーションテクノロジー仕様を含む)と103kWの2.0TDIとなる。さらに、米国市場には直列5気筒の2.5リッターエンジンも導入される予定となっており、トランスミッションは6速マニュアル、もしくは6速、7速のDSG と組み合わされることになる。

インテリアは大人4人がゆったりと乗れるスペースを持ち、「ザ・ビートル」同様、特徴的な円形のメーターパネルを配したインスツルメントや助手席のダッシュボード上には「ビートル」の伝統にのっとって、2つ目のグローブボックスも設けられた。トランクはソフトトップの開閉に関係なく225リットルの容積を確保。また、リヤシートバックは分割可倒式で大きな荷物の搭載も可能となっており、高い実用性、安全性、燃費効率を備えつつ4人の乗員がオープンエアドライブを満喫できるクルマに仕上がっている。

ザ・ビートル・カブリオレは、米国では11月から発売が開始され、欧州では来年2月から納車が始まる予定となっている。現時点ではまだ日本での発売時期等については明らかとなっていない。

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