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スペイン系F1チーム消滅を嘆くデ・ラ・ロサ

2012年11月29日(木)9:01 am

現役スペイン人F1ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサ(HRT)は、母国スペインのF1チームがなくなることを心底嘆いている。

HRTの現オーナーであるテザン・キャピタルは、すでにチームに投資する意志はない。そのため、2012年シーズンF1最終戦のブラジルGPは、HRTにとっても最後のレースになると見られる。

チームのエースドライバーだったデ・ラ・ロサは『Antena 3(アンテナ3)』にこう話している。「先がまったく見えない中で、シーズンが終わってしまった」

「チームが続くのか、名前が変わるのか。(ブラジルGPでは)メカニックと話していても、一緒に働くのは今回が最後なのか、そうではないかがわからなかった」

「HRTの参戦はそもそも長期計画だったはずなんだ」

チームの将来は不透明だと話したデ・ラ・ロサだが、F1からスペイン系チームが姿を消すことは確かだと明かした。

「何がどうなろうと、このチームがスペイン系チームではなくなるのは間違いない。僕は、それが何よりも悲しい」

「もしかしたら、F1にスペイン系チームが戻ってくることは、もうないかもしれない」

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