パストール・マルドナード(ウィリアムズ)は、2013年も自身がウィリアムズの“ファースト・ドライバー”の座にとどまることに期待をよせている。
PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)の支援を受け、今季はF1スペインGP(5月13日決勝)でポール・トゥ・ウィンを達成しているベネズエラ人ドライバーのマルドナードは、来季もウィリアムズにとどまることになると考えられている。だが、ウィリアムズではまだ来季のドライバーラインアップについての発表を行っていない。
しかし、ウィリアムズのドライバーに関して、まだ本当に決定を見ていないのは、マルドナードの来季のチームメートのほうだと考えられており、ウィリアムズでは現在のドライバーであるブルーノ・セナに代えて、フィンランド人ドライバーのバルテリ・ボッタス(現ウィリアムズ/リザーブドライバー)と契約をするのではないかとみられている。
マルドナードは『EFE通信』に、「来シーズンはチームにとっても、僕にとっても、もっと良いシーズンになるのは間違いないと思っている」と語り、さらに次のように続けた。
「ここまでのところ、(2013年について)まだ誰も確定されていない。ブルーノも僕自身もね。でも、ブルーノは今年いい仕事をしたし、クルマの開発にも貢献してきた」
「これから数日の間にどういうことが起こるのか、様子をみてみよう。すぐに回答がきて、(来季のシートが)確定することを期待している」
さらに、27歳となるマルドナードは、ウィリアムズで第1ドライバーとしてレースができることを楽しんでいる、と次のように続けた。
「このチームが本当に好きだし、僕みたいな人間にとってはこのうえない場所だよ」
「これからもチームの最前線で、第1ドライバーの位置にい続けたいと思う」