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レイアウトが高評価のF1アメリカGPサーキット、ブルツが設計に関与

2012年11月20日(火)13:56 pm

F1アメリカGPの開催地としてオースティンに新設されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズであるが、そのデザインにアレキサンダー・ブルツがかかわっていたようだ。

1997年から2007年の間に約70回出走し、3度表彰台に上ったことのある元F1ドライバーのブルツ。現在ブルツは、自身の会社ファーマ・テストと2006年に父親と創業したテクニック・インターナショナル代表の座にあるが、友人であるウィリアムズの常勤役員トト・ヴォルフの頼みもあって、今シーズンからウィリアムズの「ドライバーコーチ」も務めている。

報道によると、ブルツの会社はサーキットデザイナーのヘルマン・ティルケとともに「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」のレイアウト設計に臨んだとされている。ちなみにこのサーキットは、シルバーストン(イギリスGP)、鈴鹿(日本GP)、ホッケンハイム(ドイツGP)、イスタンブール(トルコGP)などと同様の特徴を持つサーキットとされており、ドライバーたちからの評判も上々だ。

またオーストリア紙『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』は、マクラーレンの最新式シミュレーター開発において、ブルツがティルケ流レイアウトに関する助言をしたと報道。この件に関してヴルツは次のように語っている。

「数多くの細かな点を一緒に決めていった」

「まずはレイアウトを決定して、その後シミュレーターにすべてのデータを入力していくんだ」

「マクラーレンのシミュレーターに関して言うと、ヘルマンと一緒に仕事をしていたおかげで、それ(シミュレーター)をよりF1に適合させるために何を変更すべきなのかは分かっていた」

「だからオーバーテイク(追い抜き)も可能だよ」

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