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F1メキシコGP復活への序章

2012年11月17日(土)17:36 pm

今週末テキサス州オースティンで開催されるF1アメリカGP(11月18日決勝)の立案者だったタヴォ・ヘルムンド。彼の次なるねらいは、ずばりF1メキシコGPの復活だ。

ヘルムンドは今年3月、アメリカGPが行われるサーキット・オブ・ジ・アメリカズの経営陣を提訴するなどこれまで両者の不和が取りざたされてきた。しかし、ヘルムンドは今週末のアメリカGP中に同サーキットを訪れ、いくつかの主要なミーティングを持つ予定である。

ヘルムンドは、オースティンの地元紙『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』に「(メキシコGPが)成功するチャンスは十分にある。F1史上最多の観客動員数を記録する可能性もね」と語った。

しかし、ヘルムンドの友人でもあるF1の最高権威バーニー・エクレストンが先日、メキシコシティーにある老朽化したサーキットを「古い」として却下したばかりだ。

エクレストンは「少し整備が必要」とコメントしている。

ヘルムンドはサーキットの改装に6000万ドル(約48億円)から7500万ドル(約60億円)を調達する計画を立てており、「サーキットは改装が必要だが、構成要素の大部分はしっかり整っている」と述べた。

「またと無いタイミングだ。メキシコ人ドライバーが活躍しているこのチャンスを誰も無駄にはしたくないからね」

現にメキシコ人ドライバーのセルジオ・ペレス(ザウバー)はF1の名門チーム、マクラーレンへの移籍が決まり、同じくメキシコ人ドライバーのエステバン・グティエレスが来季からザウバーでペレスの後任を務めるとうわさされている。

ペレスは15日(木)、次のように話した。

「もしエステバン(グティエレス)がザウバーへ来たら素晴らしいことだよね。F1のメキシコ人ドライバーがふたりになる。これまでずっとひとりもいなかった時期が長かったからね。ついに2台がスタート地点に立てる時がやってくるなんてすごいよ」

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