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ダイムラー会長、メルセデスのF1予算増額を否定

2012年11月16日(金)12:57 pm

メルセデスのオーナー企業であるダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、メルセデスのF1チームであるメルセデスAMGの2013年予算増額を認めたという報道を否定した。

最近の報道では、新たにメルセデスAMGの非常勤役員に就任したニキ・ラウダの勧めによって、メルセデスAMGの財源を数百万ユーロ(数億円)単位で増額する方向で進んでいるということだった。

『Bild(ビルト)』紙は、メルセデスAMGの予算が2013年に2億ユーロ(約200億円)に達し、現在のトップチームであるレッドブル、マクラーレン、フェラーリに匹敵するものになるのではないかと伝えていた。

しかしツェッチェは、ドイツの『Die Zeit(ディー・ツァイト)』紙に「予算を増やすつもりはない」と話した。

しかし、メルセデスAMGが成績を上げなければならないことは認めている。

「メルセデスエンジンは、F1で最高だと認められている」とツェッチェは述べ、従ってメルセデスAMGのパフォーマンス不足の原因は、「マシンのほかの部分にある」と話した。

「もちろん、改善する必要がある。それもすぐにだ」とツェッチェは語っている。

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