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マッサ、フェラーリ以外のチームとの交渉を認める

2012年11月15日(木)9:43 am

来季のフェラーリ残留が決まっているフェリペ・マッサが、契約を延長する前に、ほかのチームと話し合いを持っていたことを明かした。

今シーズン序盤、マッサは不振が続いており、フェラーリがマッサの後任を探していることは公然の秘密だった。

「黒雲が頭上を覆っているようだった。うまくいくことが、ひとつもなかった」というマッサの言葉をイタリアの『Tuttosport(トゥットスポルト)』が伝えている。

しかしその後、フェラーリの2012年型車F2012の調子が上向くと、マッサも自信を取り戻して調子を上げ、結果も出るようになった。2013年で、マッサはフェラーリ在籍8年目となる。

しかしマッサは、「暗黒の」時期に自分のキャリアについて非常に心配していたという。

「何百万もの人が夢見る仕事をしているのに、幸せではなかった」とマッサは振り返っている。「何レースもの間、自分が一番の元凶だと分かっていたからね」

フェラーリが契約を延長しなかった場合どうするつもりだったのかと聞かれると、マッサは「名前は出さない」としながらも、ほかのチームと交渉していたことを認めた。

「でも、本当に望んでいたのは、フェラーリで続けることだった」とマッサは主張している。

一方チームメートのフェルナンド・アロンソは、ドライバーズランキングで2位につけ、トップのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を追いかけている。アロンソのほうが2012年のチャンピオンに「ふさわしい」という声もあるが、マッサはベッテルもチャンピオンに値すると述べた。

「フェルナンドはこれまで信じられないような仕事をしてきた。セバスチャンもそうだ。特にシーズン後半ではね」

「だから、一方はたくさん優勝してもう一方はそうじゃない、というわけじゃないんだ。2人のドライバーのどちらかが勝ち、そのドライバーがチャンピオンにふさわしいということだと思うよ」とマッサは語っている。

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