マルシャのシャルル・ピックは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝を19番手からスタートしたが、マシントラブルのためリタイアとなった。
シャルル・ピック
「とても大変だったけど、ワクワクするレースだった。1周目がとてもきつかったよ。ティモ(グロック/チームメート)とケーターハムの2台と競い合っていたスタート直後の数コーナーではいろいろあった。運悪く、僕は横に膨らんでしまい、彼らの後ろに順位を落としてしまった」
「その後はビタリー(ペトロフ/ケーターハム)とよいバトルをくり広げていた。何度か追い抜けそうなところまで行ったけど、ビタリーのKERS(カーズ/運動エネルギー回生システム)が非常に有効で、追いつけなかった。ピットストップは完ぺきとは程遠いものだったよ。もし流れるような作業ができていれば、ペトロフをピットストップで逆転できたんだけどな。でもケーターハムの1台とよいバトルを楽しめてうれしいよ」
「エンジンに問題が発生してリタイアせざるを得なかったのは残念の一言。全体的に、とても前向きな週末だったと言うべきなのかな。僕にとってどちらも初めてのサーキットとなる残りの2戦が楽しみだね。特に次戦のアメリカGP(18日決勝)は全員にとって初めてのサーキットだからとても興奮するレースになるんじゃないかな」