ケーターハムのビタリー・ペトロフが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGP(11月4日決勝)に向けて意気込みを語った。
ビタリー・ペトロフ
「アブダビは大好きだよ。サーキットではロシアからのファンが大きな声援を送ってくれるし、サーキットはとても攻略しがいがあるからね。ブレーキ時の安定性を高めておくことがとても重要になると思う。ブレーキングゾーンで攻めることができればかなりタイムを縮めることができるよ。特に2本の長いストレートのあとにある第8と第11コーナーではね。だからそのために練習走行では頑張るつもりだよ」
「アブダビでほかに難しいことは、路面の変化への対応だね。フリー走行1回目が始まるときにはいつも路面はかなり荒れた状態なんだけど、すぐにグリップが良くなりはじめるんだ。フリー走行1回目と3回目はどちらも一番暑い時間帯で行われるけれど、フリー走行2回目や予選、そして決勝は夕方から夜に向けて行われることになるから、路面温度も下がってしまっているけれど、グリップレベルは改善し続けるんだ」
「だからそういうコンディションの変化に向けて、タイヤの性能低下を防ぐにはどうするのが最善かよく調べないとね。今季ここまで見てきたように、タイヤをうまくいたわることがパフォーマンスに大きな違いをもたらすんだ。だからみんなそれに対処しようとするだろうね」