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フォース・インディア代表、母国メディアに不快感

2012年10月30日(火)4:28 am

フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、チームと自身にとっての母国レースで、地元インドのメディアに取り囲まれた際、不機嫌そうな様子を見せていた。

億万長者のマリヤが運営するキングフィッシャー航空は現在厳しい経営環境にさらされており、先日は従業員への賃金未払いも明るみに出た。しかし、そのような問題が発生しているにもかかわらず、当のマリヤはロンドンに引きこもったままだったため、インド国内の一部ではマリヤに対し「逃亡者」のレッテルをはっていた。

だが、マリヤは27日(土)にF1インドGPの舞台ブッダ・インターナショナル・サーキットに姿を現した。そしてその直後から質問攻めにあっていたのだ。その中には、インド航空当局への未払いのため、マリヤの自家用ジェットが「差し押さえ」になったのかという質問もあった。

「君たちは、インドの新聞に信憑性(しんぴょうせい)があると信じているのか?」とマリヤは怒りを見せ、こう続けた。

「素晴らしい。私は誰のカネも借りていない。なんで私の飛行機が(差し押さえの)危機にひんしているというのだ。まったくバカげている」

マリヤに対しては、ようやく勇気を出してチームの母国レースに姿を見せたと非難する声もあった。

これについてマリヤは、「なぜ私がここにいないかもしれないという疑問が、これっぽっちでもあるのだ?」と不快感を示し、「もし、私が自分の母国でのレースにいなかったら、どこに行けと言うのだ?」と語気を荒らげていた。

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