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F1第17戦インドGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年10月27日(土)16:07 pm

2012年F1第17戦インドGPが10月27日(土)、ブッダ・インターナショナル・サーキット(1周/5.125km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間14時30分)から60分間にわたって行われたフリー走行3回目で、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分25秒842を出し、またしてもトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ。気温27℃。路面温度は34℃。26日(金)の同時刻より少し高めの数字になっている。これからの60分は、昨日加えたマシン変更のチェックと午後の予選に向けた準備にあてられる。

現地午前11時きっかりにセッション開始、ほとんどのマシンがインストレーションラップ(確認走行)に出ていく。開始3分後にルイス・ハミルトン(マクラーレン)、さらに1分遅れてフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がコースイン。

いったんピットに戻った全車だったが、開始10分後にキミ・ライコネン(ロータス)が単独コースイン。新開発の排気システムと空力パーツで試行錯誤が続くライコネンだが、1分30秒183、1分28秒173、1分27秒686と立て続けにタイムアップだ。2番手は1分28秒220でチームメートのロメ・グロジャン(ロータス)。

開始21分、マーク・ウェバー(レッドブル)1分26秒887でトップ。次いでベッテルが1分27秒108から1分26秒822とつないでウェバーからトップを奪う。その1周後、ウェバーが1分26秒657でベッテルを上回る。

開始25分、ベッテルが1分25秒892でトップへ。レッドブルは2台ともハードタイヤで安定した速さだ。3番手は1分27秒215でルイス・ハミルトン(マクラーレン)、4番手に1分27秒232でジェンソン・バトン(マクラーレン)。両マシンともタイヤは同じくハード。

最初に1周しただけでピットにはりついたままだったフェラーリ勢だが、セッションを折り返したあたりでようやく走行を再開。フェリペ・マッサは1分27秒897から1分27秒723で9番手、後ろを走るフェルナンド・アロンソが1分28秒607から1分27秒593へとタイムを上げて7番手。

残り23分を切ったあたりで中団のフォース・インディア、ウィリアムズあたりがソフトタイヤ(ソフト側)に交換。そのうち、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が1分26秒800から1分26秒531にタイムアップ、4番手に。これを上回ったのが、昨日から順調な走行を続けるブルーノ・セナ(ウィリアムズ)。1分26秒214で3番手に飛び込む。

残り30分、ハミルトンが1分26秒151で2番手に。ハードタイヤ(ハード側)の速さが明日の決勝でどう生きるか。

残り15分、コースに戻ったベッテルはハードタイヤで相変わらず快調に走行。残り13分、ウェバーが最終コーナーで突然バランスを崩す。カウンターを当てるもスピンして、そのままピットロードへ。

残り9分、ソフトタイヤに履き替えたマクラーレン勢が予選シミュレーション開始。そのうちバトンが1分26秒263、1分26秒066、1分26秒034とつなげて2番手へ。

残り7分、ソフトを装着したベッテルが1分25秒842で若干のタイムアップ。ウェバー、1分26秒108で3番手浮上。残り2分、全マシンがコースで予選向けの確認走行を展開。あまりの混雑にアタックをあきらめたり、ハーフスピンを起こしたりするマシンもあって、目立ったタイムアップは見られなかった。

60分のセッションが終わり、トップはベッテル。以下2番手バトン、3番手ウェバー、4番手のハミルトンはハードでこの位置。5番手1分26秒209でライコネン、6番手セナ、7番手1分26秒521でアロンソ、8番手ヒュルケンベルグ、9番手に1分26秒652でミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、10番手はグロジャンだった。

ザウバー勢はセルジオ・ペレスが1分27秒162で13番手、小林可夢偉は1分27秒983で18番手。午後の走りが注目される。

その予選は、日本時間で午後5時30分から行われる。

【結果】F1第17戦インドGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第17戦インドGPフリー走行3回目の結果

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