今シーズンF1のシートを失ったヤルノ・トゥルーリは、2013年に解説者としてF1に復帰することを断ったという。
これは、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えたもの。38歳のトゥルーリは、F1出走250戦以上を数えるベテランだが、今シーズン直前にケーターハムのシートを失った。2013年から新たにF1を放送するイタリアの『Sky(スカイ)』が、来季全20戦の解説をトゥルーリに打診したという。
しかし記事によると、トゥルーリは来シーズン競技生活への復帰を望んでおり、その打診を断ったという。
『Sky(スカイ)』にとって次の候補は、1997年のF1チャンピオンであるジャック・ビルヌーブだったが、ビルヌーブは「そんなに旅をしたくない」という理由で断ったと記事は伝えている。
『Speedweek(スピードウィーク)』によると、現在の候補はイタリア人のビタントニオ・リウッツィだという。トロ・ロッソ、フォース・インディアなどでも走ったリウッツィは、やはり昨年末でHRTのシートを失っている。