フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が今年F1タイトルを獲得する可能性について、フラビオ・ブリアトーレは非常に悲観的な予想を立てている。
ルノー時代、チームマネジャーとしてアロンソと戦っていたブリアトーレ。数日前にはアロンソがF1チャンピオンに輝く可能性は30パーセントだと語っていたものの、現在はそう考えてはいないようだ。
イタリア紙『Tuttosport(トゥットスポルト)』に対して、ブリアトーレはこう述べている。
「この(フェラーリの)マシンではチャンピオンシップで勝つことは不可能だ」
先週末の韓国GPを3位で終え、ランキング首位の座をセバスチャン・ベッテル(レッドブル)へと明け渡してしまったアロンソ。表彰台上では落胆した表情を隠すことができなかったものの、報道陣に対しては今回の結果に「満足だ」と気丈な様子を見せていた。
しかし、現在もアロンソのマネジメントにかかわるブリアトーレは「フェルディ(アロンソの愛称)はうそをついている。全然満足なんてしていない」と反論した。
これに対してアロンソは「3月にも彼は同じようなことを言っていたかもね」と応じている。