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ピレリ、F1最終戦ブラジルGPまでのタイヤコンパウドを発表

2012年10月17日(水)18:57 pm

F1へタイヤを供給するピレリが、今季の最終3戦に持ち込むドライタイヤのコンパウンドを発表した。

第18戦アブダビGP(11月4日決勝)は、夕方に決勝がスタートするため、気温が低下していく中でのレースになる。路面がスムーズなこともあり、ピレリはタイヤの性能低下を意味するデグラデーションが少ないと予想し、4種類あるコンパウンドのうち中間に位置するソフトとミディアムを持ち込む。

19戦アメリカGP(11月18日決勝)は、オースティンにある今年初開催のサーキット・オブ・ジ・アメリカズが舞台。夏にピレリのエンジニアが検証したシミュレーションデータから、4種類のうち最も硬い組み合わせであるミディアムとハードが最適だと判断された。また、最近にピレリのエンジニアがサーキットを訪れたところ、タイヤへの負荷が大きいことを確認しており、高い気温も予想されることから、タイヤ戦略がレース展開に大きな影響を与える可能性も考えられる。

最終戦ブラジルGP(11月25日決勝)は、高低差や高速コーナーによってタイヤへ大きな負担がかかる。そのため、ここでも最も硬い組み合わせであるミディアムとハードが選ばれた。

各タイヤとも側面にロゴなどが入っており、黄色でロゴなどが書かれているのがソフトタイヤ。白がミディアム、銀がハードになっている。決勝では、雨用のタイヤを使用しない限り、持ち込まれる両方のドライタイヤを使わなければならない。

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