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ザウバー「どれほどうれしいか言い表せない」

2012年10月07日(日)21:45 pm

鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP決勝でザウバーでは、小林可夢偉が自身初となる表彰台を獲得。セルジオ・ペレスはリタイアとなった。チームCEOのモニシャ・カルテンボーンと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラがレースを振り返った。

モニシャ・カルテンボーン(チームCEO)
「どれほどうれしいか言い表せませんね! 可夢偉にとって母国グランプリで表彰台に上れたことは本当にすごいことです。彼は今日、素晴らしいレースをしました。とりわけ、レース終盤にジェンソン・バトン(マクラーレン)からものすごいプレッシャーを受けていたときはそうでした。彼はまったくミスも犯しませんでしたし、見事に3位というポジションを守りきってみせました」

「セルジオ(ペレス/チームメイト)もいい結果を狙えるポジションにいました。ですが、残念なことにルイス・ハミルトン(マクラーレン)に対するアタックがうまくいきませんでした。今週末を通じて改善を重ね、最終的に素晴らしい、感動的な結果をもたらしてくれたチームに敬意を表したいと思います」

ジャンパオロ・ダラーラ
「ワクワクするようなレースだったよ。特に最終ラップはね! でも、あれはわれわれがうまくコントロールできていたと思う。最初に予定していたよりも早めに2回目のピットストップを行った。可夢偉のタイヤは性能が低下してしまっていたためだ。2回目のピットストップまでの間にあまりタイムを失わないようにしたかったし、同時に、最後のピットストップからゴールまでの周回数をあまり多くしたくなかったので、そこで妥協せざるを得なかった」

「それは、可夢偉にとって簡単なことではなかったはずだが、彼は素晴らしい仕事をやってのけたよ。ジェンソン・バトンに対して一定の距離を保つとともに、同時にタイヤもいたわっていたからね。最後の2周は思った以上にスリリングなものとなったけれど、結局はうまくいった」

「可夢偉のレースは本当にあざやかだった。最初のピットストップでフェリペ・マッサ(フェラーリ)に抜かれてしまったが、そうしなければいずれにせよバトンには抜かれていたはずだからね。セルジオも可夢偉と同じように速かった。でも結局は、彼はそれをうまく生かせなかった」

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