マルシャのティモ・グロックは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行1回目で、17周を周回してベストタイムは1分37秒716で19番手。フリー走行2回目では、32周を周回してベストタイムは1分36秒194で20番手になった。
ティモ・グロック
「僕たちにとっては全く簡単なセッションではなかったね。ハードタイヤではクルマがちょっと扱いづらくて、フリー走行1回目と2回目はともに順調に進まなかった。フリー走行1回目では全然バランスがよくなかったんだ。フリー走行2回目では少し良くするための解決法を見つけたけれど、それでも、望むようなレベルには全然達していないよ。クルマのセットアップに関してもう少し作業を続ける必要があるね」
「KERS(運動エネルギー回生システム)の効果のせいで、僕たちはライバルたちにちょっとばかり差をつけられてしまっている。何台かのクルマについてゆくチャンスがあったんだけど、彼らがKERSを作動し始めると、このサーキットではその効果がものすごく大きいんだ。明日は何ができるか考えないといけないし、ロングラン(1度に多くの周回をすること)や予選に向けてクルマを改善するための方法を見つけて、なんとか彼らとの差を縮めるように頑張らないとね。今夜のうちにできることをやってみるよ」